富里市議会 > 2020-09-01 >
09月01日-02号

  • "補助金等交付基準"(/)
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  1. 富里市議会 2020-09-01
    09月01日-02号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 2年  9月 定例会(第5回)         令和2年第5回富里市議会定例会会議録(第2号)                  9月1日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  野並慶光君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  櫻井優好君          17番  猪狩一郎君   9番  鈴木英吉君          18番  戸村喜一郎君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  教育長       吉野光好君  副市長       山根康夫君   教育次長      金杉章子さん  総務部長      粕谷幸夫君   消防長       伊藤裕之君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      中川幸雄君  市民経済環境部長  長谷川敏彦君  社会福祉課長    高橋正浩君  都市建設部長    相川裕史君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    加藤浩史    主査補       齊藤貴士  次長        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第2号)           令和2年9月1日 午後1時開議 日程第1 議案第13号 財産の取得について(説明) 日程第2 一般質問(個人) 日程第3 認定第1号から認定第6号まで(質疑・決算審査特別委員会設置・同委員会付託)           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 議案第13号(説明)  2 一般質問(個人)  3 認定第1号から認定第6号まで(質疑・決算審査特別委員会設置・同委員会付託)  4 特別委員の選任  5 議長の報告           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) これから本日の会議を開きます。………………………………… △日程第1 議案第13号………………………………… ○議長(戸村喜一郎君) 日程第1、議案第13号 財産の取得についてを議題とします。 提出者から、提案理由の説明を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 本議会に追加提案をいたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議案第13号 財産の取得については、富里市GIGAスクール学習者用コンピューター購入に係る事後審査型制限付一般競争入札の結果、落札者との間に物品仮契約を締結しましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものです。 よろしく御審議くださいますようお願いをいたします。…………………………… △日程第2 一般質問…………………………… ○議長(戸村喜一郎君) 日程第2、一般質問を行います。 今定例会におきましても、一問一答方式により実施いたしますので、質問者また答弁者におきましては、議事進行について御協力をお願いいたします。 なお、第1回目の質問及び答弁は登壇して行い、第2回目以降の質問及び答弁は自席にて着席のまま御発言を願います。 しばらくお待ちください。 順番に発言を許します。 荒野峰之君。          (荒野峰之君登壇) ◆(荒野峰之君) とみさと至誠会の荒野です。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。 まず初めに、自然災害における市の対応についてですが、昨秋の一連の台風の猛威により、当市において風水害などの甚大な被害が発生したことは、まだ記憶に新しいところであります。特に停電による被害は、長い日数苦しめられた地域がございました。また、21号の台風では、線状降水帯による集中豪雨で、道路の冠水がひどかったのを覚えております。この未曽有の大災害に対し、五十嵐市長をはじめ市職員の皆様方は、昼夜を問わず富里市民のために御尽力されたことは、この場を借りて改めて感謝申し上げる次第でございます。 この富里市において、この教訓を生かして、災害対策の一環として様々な市民からの声をお聞きした上で、今後これからの自治体としての役目、役割をしっかりと果たしていかなければならないと思います。 そこで質問いたします。(1)自然災害における市の対応について ①昨年の台風19号における対応は ②災害協定の役割と効果 ③今後の対策 また、次に2としまして、新型コロナウイルス感染症による市内小・中学校の取組についてですが、現在、第2波と呼ばれる感染の脅威が今後さらなる勢いをつけてやってくるのではないかと思います。市内において8月25日時点で、ホームページを確認させていただきましたが、計16例の発生状況が確認されております。 当市においても、経済対策はもちろんのこと、あらゆる支援をした上で、市民一人一人へのコロナ対策の呼びかけを行政が率先して行っていることは承知しております。そこで、市内小・中学校、小・中学生の各家庭に対する経済的支援などは既に対応されていますが、この夏休み明け、今日から9月1日、市内小・中学生の子供たちも2学期が始まりましたが、この2学期以降の学校としての取組、どうお考えか具体策をお伺いしたく、次の三点について質問いたします。(2)新型コロナウイルス感染症の状況下における市内小・中学校の取組について ①学習保障について ②学力向上について ③としまして、非常にデリケートな質問なんですが、不登校生徒・児童に対するフォローアップについて 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 荒野議員の一般質問にお答えをいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、自然災害における市の対応についてでございますが、令和元年の台風第19号における対応につきましては、台風第19号接近前の令和元年10月11日に富里市災害対策本部を設置し、翌12日、午前8時30分に避難準備・高齢者等避難開始を発令いたしました。 発令に伴い、北部コミュニティセンターや中部ふれあいセンター、保健センターなど9か所を避難所として開設して、多数の避難者の受入れや物資の供給を行うなど、令和元年、台風第15号で得た多くの教訓と経験を生かし、適切に災害対応を行ったところでございます。 次に、災害協定の役割と効果についてでございますが、災害時には、食料品や医薬品などの生活物資の提供や、応急対策・復旧活動に必要となる人員の要請や資機材の出動、石油類燃料の供給など、防災関係機関のみならず、民間事業者等からも応援が必要となる事態が想定されます。有事の際に、市単独では対応できない復旧・復興支援の役割を担っていただくことで、市民の皆様の安心につながる効果が期待されます。 そのため、富里市地域防災計画では、災害対応上必要となる物資の確保や協力方法などの災害時応援協定の締結推進に努めることが定められており、平常時から災害に備えることが重要と考えております。 なお、令和元年の台風被害では、協定先である千葉県をはじめ、災害時相互応援協定を締結している自治体から人員の派遣や物資の供給を受けたほか、民間事業者等からも、人的災害応援及び物的災害応援など、様々な支援をしていただきました。 次に、今後の対策についてでございますが、大規模自然災害から市民の生命等を守るため、早期の富里市国土強靱化地域計画策定に合わせ、引き続き富里市地域防災計画に基づき、防災体制の整備や災害予防活動に努めるとともに、災害時の活動体制を強化してまいります。 ○議長(戸村喜一郎君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 荒野議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の状況下における市内小・中学校の取組についての御質問でございますが、学習保障につきましては、短縮日課による7時限授業の実施や夏休み期間を短縮するなど、臨時休校による学習の遅れを取り戻すための授業時数を確保し、学びの保障に最大限、取り組んでいるところでございます。 学力向上につきましては、基礎学力の向上を目指したとみの国検定や、読解力の向上としてブックトリップの実施など、学力の底上げを図っているところでございます。さらに、デジタル教科書の活用や端末などのICT環境の整備により理解力の向上などの効果が期待でき、学力向上につながるものと考えております。 不登校生徒・児童に対するフォローアップにつきましては、学習支援としてふれあいセンターや学校内の適応指導教室の設置など様々な対応を行っているところでございます。また、全児童・生徒に対応しておりますが、相談員による心のケアや感染症予防の正しい知識を身につける指導などを実施しております。 今後も新型コロナウイルス感染症予防に努めるとともに、引き続き学校と連携しながら必要な支援を行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 非常に丁寧な御答弁をいただきまして、五十嵐市長、教育長、ありがとうございます。 市長答弁にもございました台風19号の対応につきましては、議会としても提言書を提出させていただきました。その上で、行政としてもいろいろな様々な角度から支援をしていただいているということで理解をしました。 ところで、②の災害協定の役割と効果について、こちらのほうに移らせていただきますが、災害が昨年15号、19号、21号と発生した後の災害協定、災害発生後の災害協定を締結されていると思うんですが、何件ぐらいの提携をしておりますでしょうか、お伺いします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 荒野議員の再質問にお答えいたします。 令和元年の台風被害後の災害時応援協定でございますが、5件の事業者と協定のほうを締結させていただいております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 5件の事業者ということなんですが、事業者名は教えていただけますでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 締結先の事業者でございますが、まず、一つ目が成田国際航空株式会社、二つ目がヤマト運輸株式会社、三つ目が株式会社旅友、四つ目が東京電力パワーグリッド株式会社成田支社、五つ目が千葉県行政書士会、この5事業者と協定のほうを締結させていただいております。 以上でございます。
    ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ありがとうございます。今御答弁にありました東京電力パワーグリッド株式会社成田支社さんなんですが、こちらは平成29年6月1日に、停電時等における富里市防災行政無線の活用に関する協定書ということで、既に協定は結んでいるんですが、今回の協定の内容というのは、また違った内容になっているんでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 前回のものとは若干異なるものでございます。協定のまず時期につきましては、令和2年7月1日に締結させていただいております。締結には5市町と合同で協定のほうを締結させていただきました。この5市町につきましては、富里市、佐倉市、八街市、山武市、酒々井町でございます。 この協定の内容につきましては、大規模停電等早期復旧のために、倒木処理などの協力体制の強化や連絡調整員、電源車の派遣要請をするなどの内容でございます。いずれも令和元年の台風被害の教訓を受けた協定内容ということでございます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今倒木の被害とか、令和元年の台風被害を教訓にしてということがございました。私も昨年の台風で市内をいろいろ回ってみましたが、とにかく道路が寸断されて、倒木によるのもそうですけれども、いろいろ市民の足となる道路が様々な箇所で寸断されていたので、こういったことの細かいところにこの協定が盛り込まれていることは非常に喜ばしいことなのかなと。 また、その協定を結んだ内容は理解できましたけども、効果としては、どういった効果がございますでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 協定の効果についてでございますが、内容につきましては、先ほど申し上げました協定内容でございます。情報の共有等の連携の強化が図られ、停電の早期復旧が見込めるという効果が期待されております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 過去に東京電力パワーグリッドさんとは協定されていて、今回新たにさらに一歩進んだ災害に対する協定ということで理解をしました。 また、先ほど事業者名を5者いただきましたけれども、お答えいただきましたけれども、株式会社旅友さん、こちらは私が知る限りでは観光バス等を所有している会社とお聞きしておりますが、この旅友さんとの協定内容とその効果についてお聞きします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 株式会社旅友との協定内容とその効果についてでございますが、議員お話のとおり、この旅友さんはバス会社でございます。そのバスを生かして、高齢者などの要配慮者の移送、避難施設として携帯電話充電機能付の車両ということで御提供いただけるということです。あともう一つ、ペット同行避難者を受け入れるための車両の提供など、御支援いただく内容となっております。 効果につきましては、移送の際には避難者に安心感を与えること、また、ペット同行避難時の不安を払拭するなど、市民が安心できる効果が期待されております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) まさに、特に南部地域の方々は、長い停電による生活を余儀なくされ、こういった発電機もそうなんですけれども、見させてもらいましたけれども、6月9日に締結されて、携帯電話の充電機能付車両の提供とか、こういった細かい市民に対するケアというのは非常に重要で、これが締結されたのは非常に喜ばしいことなのかなと思っております。 令和2年6月9日、株式会社旅友さんとの協定を最後に、その後の災害協定というのはまだホームページ上でも発表されてはおりませんが、今後、どういった協力協定を推進、いろいろな協定の結び方があると思うんですが、災害協定、今後の協定の結び方、推進をどうやってしていただけるのか、お伺いしてもよろしいでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 災害時応援協定につきましては、災害が発生したとき、市民の安心・安全につながるものと考えております。今後も引き続き、様々な事業者との災害時応援協定を積極的に進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今、安心・安全という言葉がありました。また、先ほどの市長答弁で、市民の皆様の安心につながるということがございました。今、台風9号が沖縄本島に上陸するようなことになっておりますが、やっぱりああいうニュースを見ると、富里市民の皆さんも、また今年も台風が来るんじゃないかという、去年のような台風被害に遭うんじゃないかという不安にかられるわけなので、こういった市民の皆様の安心・安全に対して一層の努力をしていただきたいなと思います。 次に、2に移ります。 新型コロナウイルス感染症の状況下における市内小・中学生の取組について、①の学習保障なんですけれども、いろいろ夏休み期間学習サポートをしたり、7時間授業の実施とか、いろいろ工夫はされていると思うんですが、2学期以降はこのまま行かれるとして、年度内、来年の3月まで、今年度中の学習保障までちゃんとなされている。今年中じゃなくて今年度中、来年3月までの学習保障がなされているという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 荒野議員の再質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により、児童・生徒の学習環境は大きな影響を受けました。学校再開後は、短縮日課による7時限目の授業や、8月7日までの授業を実施してまいりました。現状では、約4割ほどの授業時数の確保が図られております。 令和2年度に必要な授業時数につきましては、2学期以降も7時限目までの授業を実施し、年度末を目指しまして、学習の保障が図られるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今学習保障、年度内には図れるように努めてまいりますというお答えだったんですが、特にこれからのシーズン、学習保障というのは特に重要だと思います。いろいろな形の学習保障があると思いますけれども、特に重要だと思うことはございますでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 学習保障を図る上で、年度末までの期間については重要であると認識しております。現在、千葉県で配置している学習サポーターや、市で配置している個別指導補助員外国語指導補助員学校図書館司書が教員と連携して指導や支援を行っております。引き続き、連携して対応してまいりたいと考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今現時点で、私も子供が3人おりまして、いろいろ学習に対するサポート、この新型コロナウイルス感染症の状況下ということで、もっと丁寧な学習保障といいますか、さらに突っ込んだ学習保障、こちらを何とかやっていただきたいなと思っているのですが、この学習サポーターが非常にいいシステムだと思うんですけれども、新型コロナウイルスのこともありますし、年度途中とか難しいのかもしれませんが、学習サポーターの増員というのは考えていられるのでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 現在、千葉県からは、4名の学習サポーターを配置していただいております。県に対しましては、新型コロナウイルス感染症の状況下におきまして、年度内でも追加してほしいというように追加要望を行っているところでございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 学習保障については、いろいろな工夫をしながらされているということで理解しました。また、先ほども言いました新型コロナウイルス感染症の状況下ということで、特に中学3年生、受験生は、大変今2学期になって進路指導とかもありまして、大変苦労されていると思うんです。保護者の方からも様々な意見は聞いているんですが、小学校よりも、特に中学生に対する学力の向上をちょっとお伺いしたいと思うんですが。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 例年実施されております全国学力状況調査、こちらのほうは残念ながら中止となっております。学力を比較することはできないんですけれども、休校の影響によりまして通常の学習が行えない中、授業時数を確保するとともに、学習のポイントを絞って効率的に行うなど、学力の向上にただいま努めているところでございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 全国学力状況調査がやっぱり実施できないとか、やはりここに来て中学3年生、受験生に対する環境というのがなかなか届かない部分が出てくるのではないかということが懸念されると思うんです。学力向上の取組としていろいろ努めてまいりますということなんですが、学力向上の具体的な取組というのは何かありますでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 新型コロナウイルス感染症対策支援事業といたしまして、夏休み期間中に進学を控えた中学3年生の希望者を対象にしまして、各中学校を会場として、6日間の学習支援事業を実施いたしました。基本、5教科の学習集中講座を実施しまして、希望者が114名ということで、中学3年生が参加したところでございます。 生徒の様子を見ますと、自ら積極的に取り組みまして、一定の効果があったと考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった学力向上、特に受験生に対していろいろ夏休みの間も工夫したり、それに対するやっぱり取組に対しての意欲のある生徒というのは、やっぱりこの114名ですか。こういった形でどんどんやっぱり勉強したい子、上を目指していきたい子というのは、どんどん学校を頼って、ぜひ子供たちは学校を頼るわけですから、それに対しての学力向上という意味では、さらなる今後もそのケアをしていただきたいなと思います。 例年ですと、また先ほどその調査ができなかったということですが、例えば夏休みとかを利用して、各私立も公立も高校の学校説明会とかアピールする場があったと思うんですが、そのことに対する進路指導、市内小・中学校の学校としての進路指導についてちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 進路指導についてでございますが、学習面の相談、また保護者面談を行うほか、今年度は新型コロナウイルス感染症に関連した事項を含めまして、高校の入学試験の情報提供などを行っているところでございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) やはり2学期が始まるこのタイミングで、いろいろな学校行事、修学旅行が中止となることもございました。特に保護者の方がいろいろな不安にかられていて、資料もない。それで、じゃうちの子はどういった学校に進路を希望すればいいのか。担任の先生は親身になっていろいろ相談されていると思うんです。 その中で、富里市としても公立高校を抱えている、富里高校という公立高校もございます。富里市としても、こういった小・中学校の生徒に対して地元を愛する心、地元を大切にする心を育むという観点では、非常に、進路指導で特別一つの高校に対してどうこうとは言えないんでしょうけれども、ぜひ進路指導する上で保護者の方に、富里市のアピールポイントの一つとしてちょっと発信をしていただければなと思います。 それで、受験生のケアに対しても十分いろいろ創意工夫されているということなんですが、3に移りますが、コロナウイルス、不登校生徒・児童に対するフォローアップについてなんですが、主に不登校生徒の皆さんに関しては、ふれあいセンターという施設というか、場所があると思うんですが、このふれあいセンターに通っている現在の人数をお伺いできますでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 現在8名の中学生がふれあいセンターに通っております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今8名の生徒が、中学生ですかね。ふれあいセンターに通っているということですが、ふれあいセンターに通う生徒さんもそうですけれども、不登校とは言わず、長欠に至らないまでの中間層といいますか、コロナで長いこと休んでいてサボり癖がついてしまった生徒とか、いろんな児童・生徒も心の不安材料みたいなものは、長期休暇があると膨れ上がってくると思うんですね。 ふれあいセンターにももちろん通っていません、ただ中間層みたいな長欠までに至らない生徒、こちらの人数は把握はされているんでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 現状の把握ということですけれども、毎月小・中学校から長欠児童・生徒の報告をいただいております。欠席の原因について聞き取りを実施し、把握に努めているところでございます。 また、報告をいただく際、長欠傾向の児童・生徒も含めて御報告をいただいているところでございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 長欠児童・生徒の報告を受け、対応はされていると思うんですが、この中間層、結構な人数がいると思うんですけども、この子たちを、ふれあいセンターに通っている子たちはいろいろな周りの大人たちがいろいろアドバイスをしてあげると思うんですが、このいわゆる中間層の子供たちに対しての対策というんですか、それはどうお考えですか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 不登校が長期化する前に、不登校の原因を把握することが必要となります。スクールカウンセラーなど相談や、担任との個別面談、アンケート調査を定期的に行っております。欠席が続くようであれば、担任から御家庭への電話連絡や訪問により状況把握に努めているところでございます。 特に、今年度は、新型コロナウイルス感染症に係る休みにつきましては出席停止としております。欠席としておりませんが、これまで以上にきめ細やかな対応により、不登校の対策につなげてまいりたいと考えております。 また、先ほどの教育長答弁でもございましたが、不登校の未然防止ということで、新型コロナウイルス感染症の影響による児童・生徒の心のケアにも引き続き配慮してまいりたいと考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 私も冒頭で、非常にデリケートな質問をさせていただきますと発言させていただきましたが、やはり不登校問題というのは前々から上がっている問題ですけれども、新型コロナウイルス、これによってさらにそういった生徒が不安にならないように、またこちらも様々な角度からのケア、フォローをしていただきたいと。 もちろん今までもそういったケア、フォローはされているんでしょうけれども、あえてここで私、フォローアップという言葉を使わせていただきましたけれども、フォローアップ、フォローはされているんでしょうけども、さらなるフォロー、きめ細やかな生徒・児童に対するフォローアップをぜひお願いしたいと思います。 これで、私の一般質問を終わりにさせていただきます。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 申し訳ございません。ちょっと一点、訂正のほうをさせてください。先ほど、協定先の会社名の事業者名のところで、正しくは「成田国際空港株式会社」でございます。訂正のほうをよろしくお願いいたします。 すみません。「成田国際空港株式会社」に訂正のほうをお願いいたします。申し訳ございませんでした。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 先ほど、不登校の人数、こちらのほうを申し上げるのを忘れました。申し訳ありません。6月現在となりますけれども、小学校で4人、中学校で6人でございます。申し訳ありませんでした。 ○議長(戸村喜一郎君) これで荒野峰之君の質問を終わります。 そのまましばらく休憩します。そのままお待ちください。              午後1時40分 休憩             …………………………………              午後1時41分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、國本正美君。          (國本正美君登壇) ◆(國本正美君) 蒼の会、國本正美です。議長のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。(1)富里第二工業団地内の雑草対策について 毎年、工業団地内の道路と歩道の間に雑草が生え、そのたびに本市の職員が草刈り作業をしております。そこで、もっと作業の軽減と効率化を図るための方法として、どのような取組をしたらよいかを三点に分けてお尋ねいたします。 ①道路脇に生える雑草対策について ②今後の雑草対策の方法について ③除草計画の見直しについて(2)第三工業団地について 第三工業団地の着工に向けて、富里市第三工業団地研究会で調査研究されております。今までの調査研究はどのような進行状況であるのか、また今後の計画の見通しについて二点お尋ねします。 ①富里市第二工業団地研究会の研究内容について ②今後の展望について(3)カード型障害者手帳について ①カード型の導入について 障害者手帳をカード化の移行に当たって、昨年4月に厚生労働省から発行に関しての発表がありました。千葉県では、まだカード化についての発表はありませんが、既に導入されている都道府県もあります。本市はカード化の導入についてどのように受け止めておられるのかお尋ねいたします。(4)芝山鉄道の富里方面への延伸について ①本市の対応について 以前、芝山鉄道の芝山千代田駅からの延伸計画が九十九里浜方面までありました。この延伸計画は、現実には厳しい状況にあるため、着工には至っておりません。こういう状況の中で、昨年の芝山町の定例会で新たに検討の必要性の要望があったことから、隣接している本市としての今後の対応についてお尋ねいたします。(5)ペット同行避難について ①ペット避難所のマニュアル作成について 災害時にペット同行避難し、ペットの受入れをするためには、どんな準備が必要になるかについてお尋ねします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) しばらく休憩します。              午後1時45分 休憩             …………………………………              午後1時46分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 会議を再開します。 ◆(國本正美君) 最初の(1)富里第二工業団地内の雑草対策についての①なんですけども、雑草「対策」を「対応」に変更いたします。 (2)第三工業団地についてです。先ほど、「第二工業団地」と言ってしまいました。訂正します。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。 ◎市長(五十嵐博文君) 國本議員の一般質問にお答えいたします。 まず、富里第二工業団地内の雑草対策についてでございますが、道路脇に生える雑草の対応につきましては、7月から9月までを中心に、年間約5回の除草作業を実施しております。また、団地内の企業にも、会社敷地内の作業に併せ、歩道等の除草に御協力をいただきながら除草対策を行っております。 今後の雑草対策の方法につきましては、これまでどおり草刈り機による除草を実施してまいります。 除草計画の見直しにつきましては、富里第二工業団地を含め、交通量や雑草の状況、市民からの要望に応じて、実施回数等の見直しを検討してまいります。今後も、状況や要望に応じて、車両や歩行者の安全確保を優先に、環境美化にも配慮し、対応してまいります。 次に、第三工業団地についてでございますが、富里市第三工業団地研究会の研究内容につきましては、平成28年度に新しい工業団地整備の検討を行うため、研究会を設置いたしました。 研究会設置後は、市内に工業団地を整備した場合の法規制や面積、工業団地としての適地・不適地、インフラの整備条件に関することなどについて整理を行い、その結果、都市計画マスタープランにおいて位置づけた拠点型産業振興ゾーン内に対象地区を絞り、事業手法や整備条件を検討しながら、法規制や様々な課題等について整理を行い、実現性に向けた課題の抽出を行ってまいりました。 現在、拠点型産業振興ゾーン内には農業農振地域が多く、第二工業団地を除いた地区が、開発行為等が抑制されている市街化調整区域であるため、整備の優位性や各種規制の課題などについて、さらなる研究を重ねております。 なお、工業団地としての整備手法としては、土地区画整理事業が最も中心的な役割を果たしてまいりましたが、事業経営の面から厳しい状況下にありますことから、土地区画整理事業以外の事業手法について、様々な角度から課題解決するための手段を研究しているところでございます。 今後の展望につきましては、既存の工業団地が充足する中、成田空港近接の優位性や高速道路などの交通ネットワークの利便性を生かした新たな産業拠点の形成により、地域活力や経済の活性化につながるものと考えております。 次に、カード型障害者手帳についてでございますが、療育手帳は平成27年11月から、身体障害者手帳及び精神保健福祉手帳は平成31年4月から、カード形式で発行することが可能となっております。しかしながら、実際にカード形式で発行するかどうかは、手帳の発行主体である千葉県の判断に委ねられております。このことから、カード形式の導入につきましては市の判断ではできませんが、千葉県がカード形式の障害者手帳を発行することになれば、カード形式か従来の紙形式のいずれかを申請者が選択できることになります。 千葉県に確認したところ、カード形式での発行は予定していないとのことでございますが、本市といたしましては、今後の千葉県の動向を注視してまいります。 次に、芝山鉄道の富里方面への延伸に対する本市の対応についてでございますが、芝山鉄道は、当時、芝山町が成田空港と地域との共生の実現を目指すことを目的に国に要望を行い、その後、県並びに芝山町、成田市のほか、民間事業者の共同出資により芝山鉄道株式会社を設立し、目的区間である東成田駅から芝山千代田駅までを開通したものであります。 延伸につきましては、平成6年に行われた成田空港問題円卓会議において、国が芝山町の中心部までの延伸を示しましたが、事業の採算性など多くの課題が残され、具体的な課題解決には至っていないと伺っております。 本市といたしましては、芝山鉄道の本来の目的や延伸問題の現状と経過から見ましても、その後のさらなる富里方面への延伸については、実現し得ないものと捉えております。 今後は、成田空港の機能強化による広域的な道路や公共交通ネットワークの強化を見据え、駅のない市として市民の移動手段となる公共交通の充実を目指してまいります。 次に、ペット同行避難についてでございますが、ペットの避難所におけるマニュアル作成につきましては、平成31年3月に作成した「富里市避難所開設・運営マニュアル」に基づき、ペット連れ避難者の受入れを行うこととしております。避難所においては、このマニュアルにのっとり、ペット連れ避難者に対してルールを説明し、屋外飼育スペースの確保やペット登録台帳を作成した上で、ほかの避難者と共同生活を送ってもらうものとしております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) (1)富里第二工業団地内の雑草対策について、①道路脇に生える雑草対応について。 雑草は、富里第二工業団地内に関わるだけの問題ではありませんが、本市が整備に当たらなければならない箇所に、道路と歩道の間に雑草が生え、7月には約1メートル前後に伸びている箇所がありました。8月の初めに本市の職員に草刈り作業をしていただいたので、きれいに刈り取られましたが、8月末には既に、雨も降らない猛暑の中でも約20センチメートル伸びている箇所もあります。今後、雨が降りますとますます成長し、秋になると刈り取る前と同じ背丈になることが予想されます。 そこでお伺いいたします。 毎年同じ方法で、手作業での刈取りを行っておりますが、この除草作業の軽減や効率化を図るために、本市はどのような対策を考えておられるかお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 再質問にお答えをさせていただきます。 除草作業の軽減を図るために、どのような対策を考えているかとの御質問についてでございますが、富里第二工業団地の除草区域につきましては、広範囲でございますため、一度に全体を除草することは困難な状況になりますが、雑草の繁茂状況を確認をしながら、路線や区域を区分し、現状といたしましては、草刈り機により計画的かつ効率的に実施をしてまいりたいと、そのように考えている次第でございます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ②今後の雑草対策の方法について。 毎年、本市は、除草計画に基づいて対処されている中で、富里第二工業団地の除草に限りませんが、雑草の対処方法としては大きく3種類の方法が考えられます。一つは手で抜く、二つ目は草刈り機を使用する、三つ目は除草剤を使用する。この中で、毎年の除草作業の軽減や効率化を考えますと、除草剤の使用が最も有効ではないかと思っております。 また、草取り作業の回数を増やす方法もありますが、これでは根本的な対策にならないと思います。現在の工業団地内にある会社の敷地を見ますと、年に1回は除草しており、中には除草しなくてもよいように除草シートで覆っている会社や、さらに除草剤を使用して対処している会社もあります。 そこでお伺いいたします。 今後、工業団地内の雑草対策をどのように行っていかれるのか、本市の考えをお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 今後の除草対策についてでございますが、草刈り機による除草作業につきましては、労力を要し、場所によりましては年間数回程度の作業を必要といたしますが、ほかの方法といたしまして、道路ののり面部分などに、御質問にもございました雑草の生育を抑制するための防草シート、こちらを設置している箇所もございますので、そういった方法の拡充も含めまして、極力環境面に配慮した形での除草に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ③除草計画の見直しについて。 雑草には、1年草と多年草があり、通常は冬に枯れますが、多年草は冬でも地下の根は生きており、また春になると新芽を出します。もし、新芽が出る前の3月中までに除草剤を散布しますと、高い確率で除草の根を枯らすことができます。 現在実施されている本市の除草の対応は、伸びてきてから刈るという方法で対処しており、これも一つの方法かもしれませんが、根まで枯らす方法には至っておりません。毎年の除草作業の軽減と経費の節約を考えますと、根まで枯らすことができる除草剤の使用は不可欠だと思います。今後の除草対策に除草剤の使用を考えてみてはいかがでしょうか。 そこでお伺いいたします。 今後の除草計画を見直し、従来の草刈り機の使用と併せて、除草剤の使用を取り入れた除草計画を提案したいと思います。本市の考えをお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 従来の草刈り機の使用と併せて、除草剤の使用につきましての御提案でございますけれども、現在国におきましては、道路除草の抑制技術に関する検討、こちらが行われておりまして、その中でいわゆる除草剤につきましても研究されているところでございます。 また、他県の国道におきましても、本年7月から8月にかけまして除草剤の散布を試行的に実施をしているといった情報もございますので、これらの結果等を参考にいたしまして、より効率的な方法について検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 除草剤は毒性が強く、身体に害を及ぼすというイメージがありますが、実際には使用方法を守れば安全な薬です。その理由は、農林水産省が厳しい安全審査をして認可されている薬です。草は枯れるけれど、人や動物には害はほとんどありません。 また、除草剤散布での体調不良を起こした人体被害の例は多少ありますが、これは散布者が化学物質過敏症の方に多く、目まい、吐き気などの症状が出たそうです。この化学物質過敏症の方でも、マスク、ゴーグルなどを着用し、安全使用上の注意事項を守れば安心して使用ができます。また今は、除草剤を散布しても飛散しないようにノズルの先端に取り付けると泡になる泡ノズルがあります。泡ノズルの使用は有効的ですので、検討していただきたいと思います。 また、富里市は噴霧器や動噴の台数が少ないと聞いております。今後に必要となる台数の購入も併せて検討していただきたいと思います。 続きまして、(2)第三工業団地について、①富里市第三工業団地研究会の研究内容について。 平成28年に富里市第三工業団地研究会が設置されて、約6年が経過しました。その間には、工業団地に関わる事業方法及び整備条件に関する法規則など、調べられてこられたと思います。また、約20年前に建設された第二工業団地のときと社会情勢の違いがあるかもしれませんが、今まで経験したノウハウを生かしていけば、もっと調査研究がはかどっていくのではないかと思っております。 そこでお伺いいたします。 この長い年月の間に、富里市第三工業団地研究会は、どのようなことを調査研究されたのかをお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 再質問にお答えいたします。 まず、富里第三工業団地研究会の調査研究の内容でございますが、市長答弁でも御答弁させていただいたところではございますが、工業団地を整備した場合の法規制、面積、工業団地としての適地・不適地、インフラ整備条件に関することなどの整理を行いました。 また、それらについての課題がございます。これらの課題を整理しながら、研究会の調査研究のほうを行ってきたところでございます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ②今後の展望について。 過去6年間の調査研究をされたことを基に、具体的な候補地の決定や工業団地の規模の大きさ、建設会社の選定など、話し合ってこられたことと思います。今年は新型コロナ感染症の影響で、世界全体の経済が低迷している中ではありますが、工業団地の建設期間は、過去の例を見ますと約10年の歳月を要していることから、10年後の日本経済は持ち直しているのではないかと思います。 また、富里市都市計画マスタープランの中にも産業拠点に位置づけられており、これは10年後、20年後の将来の都市づくりの計画でありますが、現実的に富里市の周りの社会情勢は急激に変化しております。その中で、工業団地の計画があっても、決断の遅さが他の地域から取り残されて、新しい都市計画の失敗につながりかねないことも考えられます。 そこでお伺いいたします。 今後、本市の富里市第三工業団地研究会の調査研究の展望についてお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 展望についての御質問についてお答えいたします。 先ほど申し上げました、研究会において調査研究をしているところでございます。先ほど申しました位置的な検討または課題などを整備を進めているところでございます。この富里市第三工業団地研究会、これにつきましては、今年度中をめどに今後の方向性について取りまとめていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 再質問させていただきます。 新しい工業団地を造ることは、富里市の一大プロジェクトでございます。そのために、今までに他の地域の実情なども調べ、いろいろな角度から調査されたことと思います。 そこでお伺いいたします。 富里市第三工業団地の調査研究は、いつまでに結論を出していただけるのかお尋ねします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 失礼いたしました。先ほどちょっと御答弁で申し上げてしまいましたが、この富里市第三工業団地研究会につきましては、本年度をめどに、今後の方向性についてを取りまとめて、それを示していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 富里市第三工業団地調査研究は、終盤に差しかかっていることを認識いたしました。 工業団地の誘致メリットは、新たな雇用が生まれ、税収も増え、地域経済の発展につながる多くの要素を秘めております。また、人口の流出や人口の減少の抑止にもなります。今までの調査などの経過を聞きますと、第三工業団地の着工の決断の時期が来たのではないかと感じました。この決断の最終的な判断としては、富里市のためになるか、ならないかではないでしょうか。第三工業団地を造る意義と重要性を理解していただき、本市長の決断をお待ちしたいと思います。 続きまして、(3)カード型障害者手帳について、①カード型の導入について。 厚生労働省は、2019年4月から、障害者手帳のカード型の発行は各自治体の判断で交付できると発表しました。この背景には、従来から使用している手帳は紙製でサイズが大きく携帯しづらい面があり、カード型はその反面、プラスチック製でクレジットカードや免許証と同じサイズのため、コンパクトで携帯しやすい利便性があります。 さらに、障害者手帳のカード化は、当事者から多くの方の要望があり、保険証のカード化の導入やマイナンバー制度の導入により、障害者手帳のカード化を検討し、着手することにしたとのことです。 また、一部の自治体では、既に障害者手帳のカード化を導入していますが、まだほとんどの県は導入に至っておりません。その理由は、ICカード化にするか、カード型タイプのみにするかの選択を検討していることだと推察しています。カード化の導入については、クリアしなければならないことが多くあり、今後の千葉県の動向が気になるところです。 そこでお伺いいたします。 本市は、障害者手帳のカード化をどのように受け止めておられるかお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 國本議員の再質問にお答えをさせていただきます。 障害者手帳をカード化することによりまして、公共施設や交通機関などに提示しやすい、あるいは携帯しやすいなど、障害のある方にとりまして利便性が増すと受け止めております。千葉県がカード型の障害者手帳を導入することになりましたら、手帳所持者に対しまして積極的に周知していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 千葉県や他県でも、身体障害者手帳をICカード化にするか、カード型タイプのみにするかの検討をなされているようですが、手帳には身体障害者手帳、精神保健福祉手帳、療育手帳の3種類があり、手帳を提示すれば割引サービスを受けられるようになっています。割引には全国共通都道府県、市町村ごとの限定などがあり、いろいろと複雑になっている面もあります。 その中でも、唯一ICカードを採用されたのが大阪市で、他の自治体での採用はありません。また、ICチップのついていないカードを山口県は以前から採用しています。東京都も今年の10月から希望者は切替えができます。ICカードにするのには読み取り機が必要となるため、この読み取り機を普及させ、整備を図るには、多額の予算が必要になってきます。 そこで、第一段階としては、まずカード型を普及させる体制が大切であり、当面は千葉県も山口県や東京都と同様にカード型のみに替え、個人的には利便性を求められるだけでもよいのではないかと思っております。本県の判断をお待ちしたいと思います。 (4)芝山鉄道の富里方面への延伸について、①本市の対応について。 ××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××× ××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××× 本市においても、芝山鉄道の芝山千代田駅からの延伸が富里市方面を通るルートが実現すれば、芝山町とともに発展し、新たなまちづくりを計画することができます。以前から富里市の市民の皆様が望んでいたことが、少し光が差し込んできた思いがしました。 また、芝山鉄道の延伸は、芝山町の発展に欠かすことのできないまちづくりの構想であり、この計画は何十年先になっても決して諦めてはならないプランだと思います。そして、富里市に鉄道が開通しますと、駅を造り、その周りには商店街ができ、またその周りには住宅地や物流地区ができます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本君に申し上げます。質問をまとめて、質問に移ってください。お願いします。 ◆(國本正美君) この計画は、富里市のため、市民の皆様のためにも、ぜひ実現していただきたいと思います。 そこでお伺いします。 本市は、芝山鉄道の延伸についてどのように受け止めておられるかお尋ねします。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 芝山鉄道延伸についての富里市の受け止めという再質問でございますが、市長の答弁でも申し上げましたとおり、芝山鉄道の本来の目的や延伸問題の現状、課題から見ましても、富里市方面への延伸については、実現は極めて難しいものというふうに市としては認識しているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 芝山鉄道の延伸計画は、以前に芝山鉄道延伸整備計画検討協議会で、芝山千代田駅から九十九里浜までのルートを計画されました。現在は、この延伸計画は全く進んでいなく、採算が取れないという理由から着工計画は断念したと聞いております。 また、この延伸計画は、夢のある発想でしたが、現実的に無謀な計画であったことから、検討協議会も平成12年を最後に10年以上も開催されておらず、この延伸計画はなくなったと判断してもよいと思います。 ××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××× 富里市は、以前から鉄道や駅の思いがあり、鉄道が通っていたらすばらしいまちになるだろうと感じておられる方も多いと思います。仮に芝山千代田駅からの延伸が富里市を通るルートですと、成田市と酒々井町に直結できる駅を有することになり、大きなメリットになります。××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××× ○議長(戸村喜一郎君) 質問してください、國本議員。 ◆(國本正美君) 続きまして、(5)ペット同行避難について、①ペット避難所のマニュアル作成について。 平成16年4月に熊本地震で、ペット同行避難において様々な問題点や反省等が数多くありました。また、現在人口に対しての2割から3割、ペットを飼っている調査結果があります。そうしますと避難所でのペットの受入れは、かなりの数になることが予想されます。 そこで、避難所での住民の安全確保とペットの受入れをスムーズに行えるように、あらかじめ避難所でのペット受入れのための明確なルールを決めておくことが迅速な対応につながっていくのではないかと思います。 さらに、ペット同行避難の体制を整える上で、熊本地震での教訓を参考にして、各避難所での創意工夫と立地条件に合う方法を考えていくことも大切ではないかと思います。熊本地震では、ペットと一緒に避難してきたときに、ペットを入れたテントの中がペットで過密になり過ぎたため、動物同士のけんかが始まり、一晩中動物の鳴き声がやまなかったということがありました。 緊急避難時のペットの受入れですので…… ○議長(戸村喜一郎君) 再度申し上げます。質問に移ってください。 ◆(國本正美君) それでは、ペットの受入れは各避難所ごとの多少の違いはありますが、基本ルールの作成は周知徹底のためにも不可欠だと思います。 そこでお伺いいたします。 本市は、ペット同行避難をさせる飼い主の方に詳細なガイドラインの配布や、基本ルールに沿ったマニュアル作成を、どのようにお考えなのかお尋ねいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 國本議員の再質問にお答えいたします。 ペットの同行避難をされる方への詳細なガイドラインにつきましては、避難所におけますペットの飼育のルールをはじめといたしまして、避難のためのケージの取扱いや当面の餌の備蓄等、飼い主の方がふだんから心がけておいていただくことにつきまして、市のホームページや広報紙等で周知をしてまいります。 その周知の一つとしまして、本日令和2年9月1日発行の広報9月号で、ペットを飼っている皆様へと題しまして、一般的なペットの飼い方についての注意と併せ、災害時を想定した備えについて情報を掲載したところでございます。 また、マニュアルの作成につきましては、災害時に職員等がスムーズな行動ができますよう、避難所開設運営マニュアルに従い、具体的なペットの管理方法や飼育場所のレイアウト等について準備をしてまいります。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 避難時のペットの受入れは、受け入れる側と飼い主との共通認識が準備の一歩だと思います。そこで飼い主は、常日頃からいつでもペット同行避難ができるように準備をしておかなければなりません。 さらに、ペット同行避難に対する飼い主側の意識も大切になります。常にペット用の防犯・防災グッズを備えておき、日頃からケージに入れる訓練やしつけと健康管理も大切になります。 このようなことを飼い主側に事前に飼育ルールの伝え方を考えますと、まず詳細なガイドラインの作成が必要になります。各自治体からの回覧での連絡用と、避難所で配布するマニュアルも作成しておかなければなりません。ペット同行避難には、様々な予期せぬ問題が生じてくることから、日頃からの準備と迅速に対応できる支援体制をお願いいたします。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 先ほどの芝山鉄道の関係で、市長から芝山町長へお願いというところなんですが、繰り返しになりますが、議員のお考え、思い等をお聞きしたところですが、先ほど来答弁しているとおり、芝山鉄道本来の目的や延伸問題の現状と経過から見ましても、富里市方面への延伸については実現し得ないものというふうに市としては捉えております。 このような状況の中で、芝山町と協議を行ってまいるということは、ちょっと極めて難しいものと理解しているところでございます。御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) これで國本正美君の質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時28分 休憩             …………………………………              午後2時45分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、江原利勝君。          (江原利勝君登壇) ◆(江原利勝君) 公明党の江原利勝、一般質問をさせていただきます。(1)園児らの安全対策について ①キッズゾーン設置について ②キッズガードの導入について(2)デジタル行政について ①行政手続について ②防災行政無線について ③自治体クラウドについて ④教育のデジタル技術の活用について(3)公共施設の照明について ①全施設蛍光灯の総数 ②電気代総額 ③LED化について(4)財政について ①財源確保について ②補助金見直しについて(5)イノシシ対策について ①現状と対策について 以上五点、よろしくお願いいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 江原議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、園児らの安全対策についてでございますが、キッズゾーン設置につきましては、保育所等における園外活動の安全を確保するため、保育所等の周辺での注意意識の啓発、関係機関の協力による安全対策の一層の推進、また自動車の運転手等に対する注意喚起を行うことなどを目的として創設されました。 これらの目的を踏まえ、道路管理者の警察による安全対策の取組と併せて、引き続きキッズゾーンの設置について検討してまいります。 次に、キッズガードの導入につきましては、園児の安全確保のための対策として、散歩等の園外活動の際にボランティア等が見守り活動を行うものですが、導入に当たっては地域の協力も必要であることから、各園の園外活動の状況を踏まえ、キッズゾーン設置と併せて総合的な安全対策を検討してまいります。 次に、デジタル行政についてでございますが、現在、本市における行政手続につきましては、子育てワンストップサービスや図書館インターネット予約サービスを実施しているところでございます。また、コロナ禍に対する新しい生活様式の確立を図るための取組といたしまして、マイナンバーカードを利用した住民票等のコンビニ交付やスマートフォンアプリを使用した市税等のキャッシュレス決済の導入を進めているところでございます。 本市といたしましては、これらを含め、マイナポータルサイト等の行政手続オンライン化に向けて引き続き取り組んでまいります。 次に、防災行政無線についてでございますが、本市では平成23年度に防災行政無線親局改修工事にて、デジタル方式の無線送受信装置を設置しており、デジタル方式に移行しております。また、81か所に設置されている屋外子局につきましても、平成28年度をもって、全てデジタル方式に移行が完了しております。 次に、自治体クラウドについてでございますが、本市では平成25年度から単独クラウドの運用を開始しているところでございます。複数自治体との共同による自治体クラウドについては、国において課題とされていた基幹系システムの標準化の検討が行われていることから、国の動向を注視しながら検証を進めてまいります。 次に、公共施設の照明についてでございますが、全施設蛍光灯の総数につきましては、教育委員会管理施設を含めて、従来型の蛍光灯が2万3,443本、LED型の蛍光灯が4,243本となっております。 次に、電気代総額につきましては、令和元年度決算における電気料の総額は、教育委員会管理施設を含めて1億2,204万9,120円でございます。 次に、LED化につきましては、電気料金や維持管理経費の節減につながることから、有効であると認識しており、すこやかセンターや防犯灯など一部においてLED照明を導入しております。 LED化については、周辺機材の交換などが必要なことから、施設の改修等に併せて、順次促進してまいります。 次に、財政についてでございますが、財源確保につきましては、歳入改革及び歳出削減により健全な財政運営を行い、持続可能なまちづくりに取り組んでいるところでございます。 現在、歳入の中心となる市税につきましては、富里市市税等徴収対策基本方針に基づき徴収率の向上を目指し、引き続き取り組んでまいります。 また、歳入改革の取組として、市街化区域における用途地域の見直しや市役所庁舎内に広告つき案内板を導入するなど、様々な角度から進めているところでございます。 このような中、新たな取組としては、さらなる行政のスリム化と行政力の強化を図るため、電気料金の削減分を新たなまちづくりに還元する官民連携事業に着手いたしました。 本市といたしましては、今後も引き続き歳入改革の強化を柱に、市域全体のさらなる発展を進めてまいります。 次に、補助金の見直しにつきましては、富里市補助金等交付基準に基づき3年ごとに市単独補助金を中心に見直しを実施しております。 直近では、平成30年度に実施し、県内の類似団体と同様の補助金などについて比較検討を行ったところでございます。 検討の結果、縮小6件、休止1件、廃止6件の見直しを行い、317万5,000円の削減を行いました。 次回の見直しは、令和3年度に実施予定でありますので、今後とも補助金の必要性、公正性、費用対効果などの視点から見直しを行い、補助金の適正化と効果的かつ効率的な運用を行ってまいります。 次に、イノシシ対策についてでございますが、現状と対策につきましては、近隣市町でイノシシが捕獲されており、市内への侵入のおそれがあることから、富里市鳥獣被害対策実施隊隊員が隣接地での捕獲に協力しております。 令和2年4月現在の隊員数は46人ですが、今後も計画的に増員するため、狩猟免許取得者を支援することとしております。 なお、令和2年4月現在、隊員のうち市が支援した狩猟免許取得者は、38人となっております。 また、市内においては捕獲の実績はありませんが、市内の畑でも足跡や掘り返しなど確認されていることから、目撃情報や足跡などの現地調査を行い、わなの設置や監視などによる対策を引き続き実施してまいります。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 江原議員の一般質問にお答えいたします。 デジタル行政についての御質問でございますが、教育のデジタル技術の活用につきましては、現在実施しております小・中学校のICT環境整備事業において、小学校4年生から中学校3年生までの6学年の端末について年度末までに配備を完了する予定でございます。 なお、本格的な活用につきましては、令和3年4月からの開始を予定しております。 また、端末の活用方法等につきまして、教員が活用場面での共通理解を図るため、8月下旬に第1回の研修会を開催したところであり、今後も引き続き研修会を実施して、円滑に活用できるよう努めてまいります。 家庭での活用につきましては、通信環境の整っていない御家庭もあることから、現時点では想定しておりませんけれども、今後も整備状況を見ながら検討してまいります。 今後もデジタル技術を積極的に活用し、効果的な教育環境の整備を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 答弁いただきましてありがとうございます。 最初からいきますと、園児らの安全対策について引き続き検討ということで、キッズゾーンについては昨年12月と本年3月にも取り上げたんですけども、全国の自治体ではなかなか思うように進んでいないという安全対策で、自治体の中でも頭を悩ませていると、こういう新聞報道があったんですけども、キッズゾーンについて2回ほど提案したんですけども、その後まだまだ御検討なのか、どのような進捗状況になっているのか、お考えはどうでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 江原議員の再質問にお答えをさせていただきます。 過去2回ほど御質問いただいている件でございます。 当市といたしましては、その都度、警察あるいは道路管理者と協議をしているところでございますが、現段階まだ総合的な、市長答弁にもございましたけれども、総合的ないろんな対応をしていく中で、このキッズゾーンについてはまだ現在検討中という段階でございます。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 国はアンケートを実施して、まだ7割近い自治体で検討さえもしていないと、そういうことが新聞でもあったんですけども、富里市としては検討していると。そういう中で自治体でも、自治体にいるそのアンケート、ここら辺についてはどういうアンケートだったのか、ここら辺、詳細は分かりますか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) キッズゾーン設置についてのアンケート調査が、千葉県の健康福祉部のほうから、令和2年1月16日付の文書でございました。 本市の回答といたしましては、キッズゾーンの設定につきまして検討中であるという御回答をさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 市長の答弁でも、設置については検討中ということがあったんですけども、安全対策なんですよね、要するに。 例を取ると、葉山の交差点、一番やはり危険な箇所かと思うんですね。事故があったというか、事故が多発している、また事故になりかけるというようなね。そこに子供たちがいるということなので、注意喚起なんですよね。ですから、それをどうやってキッズゾーンという形で注意喚起を行うか。 皆さん既に読まれたかと思うんですけども、8月20日の千葉日報の記事、船橋市が県内初の整備を行ったということでありますけども、富里市がもし、そこはあえて言いませんけども、安全対策ですよ。事故が起きる前の対策が大事だと思うんです。大津市の事故、また大阪での事故、本当にこの対応というのが、検討で行っているうちはいいんですけども、大きな事故につながる前の安全対策。特に葉山については、安全対策を試みたところというのはあるんでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 議員御指摘のとおり、小っちゃい子供さんたちが犠牲となる事故が相次いで発生したことを受けまして、未就学児が日常的に集団で移動する経路の緊急安全点検が昨年度、全国で実施されたところでございます。 本市では、この緊急安全点検の結果、対策が必要と判断されました御指摘の葉山こども園付近の交差点でございますけれども、令和元年9月4日に成田警察署立会いの下、合同点検を行いまして、このほどプラスチック製のポールを硬い材質の車止めに交換する工事を実施したところでございます。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そこをまたさらに注意をしていただいて、キッズゾーン、その検討をさらに行っていただきたい、そういうふうに思います。 ②のキッズガードの導入について。 これも保育園児の散歩の見守り強化、要するに先ほども言いましたけども、保育園児らが散歩中に交通事故に遭うケースが昨年相次いだと。そういうことから、厚生労働省が本年度、散歩中の見守り体制の強化を促したと。本年度の予算で39億円を計上して、散歩中の事故をめぐっては、さっき言ったような大津市だとかいろいろ八王子市、また大阪等ありますけども、何とか対応できないかと。キッズガードゾーンではなくてキッズガード、見守りの中でガードされる方を雇い入れると、そういう新聞報道もあったんですけども、皆さん方もいろいろ情報をキャッチされていると思うんですけども、厚生労働省からの問合せ、連絡等あったのかどうか、ここら辺はいかがでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) キッズガードにつきましては、先ほど申し上げましたような調べですとか、あるいはアンケートについては、今のところはございません。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 特になかったということなんですけども、社会の流れが変化する中で人手不足、今、人手不足の中で指摘されている。なかなかこれが特別な保育園、こども園という部分の中で人手が不足していると、これは新聞でも取り上げられていますけども、特にこの安全対策を含めた散歩中とか、そこに携わる人員、ここら辺は人手不足になっていないのか。保育士の負担、要するに1人でさらに多くの子供たちを見なくてはいけないという、そこら辺の状況というのはどういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 各保育園などでは園外活動に限らず、保育士の確保に苦慮している状況でございます。清掃業務やあるいは給食の配膳、あるいは遊具、おもちゃなどの消毒、そういった保育に係ります業務を行う保育支援者につきましては、保育士の負担軽減にもつながりますので、キッズガードに対する補助制度の活用も含めまして、そのあたり保育支援者も含めて各園の意向を確認しながら、今後検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 今、部長の言われた保育支援者、国がですよ、キッズガードとして散歩中の付添いを依頼する場合、施設に月5万円を支給しましょうと。これ人件費に充てていただくんですけども、さらに施設の今言われたような清掃だとか、給食の配膳を補助すれば、さらに5万円を上乗せすると。ここまで上乗せしていただく、これはぜひ検討の余地はあると思うんですよね。国の援助の中でさらに安全対策ができる。これはもってこいではないですか。これは早く手を挙げるべきではないですか。国も予算措置をしている以上、ここら辺の検討の余地、これは早急な取組だと思うんですけども、見解はいかがでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 議員おっしゃるとおり、キッズガードに謝金を支払う場合には、園外の協力者の存在が必要不可欠なものになりますけれども、その金額、1か所当たり月額5万円、補助金が出ることとなっております。また、保育支援者が見守り、つまりキッズガードを兼ねる場合は上乗せがございまして、15万円ということでございます。 現在この制度を利用している施設は市内にはございませんけれども、キッズガードの導入につきましては、各園の意向も確認しながら、補助金の活用については併せて検討してまいりたいと考えておりますが、その補助金についても、市の一般財源が4分の1なり2分の1が伴うものですから、その辺のところもやはり検討の一つに入れていかなければいけないなとは考えております。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 最終的には安全対策ですから、市の予算も必要かもしれないんですけども、とにかく子供たちの安全、そのためのキッズゾーンでありキッズガードですから、そこを重点に、市長の答弁に安全対策についてということで言われていますので、そこは特に取り組んでいただきたいというふうに思います。 次に、(2)のデジタル行政についてお聞きします。 インフラの整備、この指摘がありまして、一律10万円の特別定額給付金、また、小中企業向けの持続化給付金、この支給の在り方、ここをめぐってはデジタル行政のインフラの整備が遅れていると。そして、給付措置が滑らかに、円滑に進まなかったと、これは誰もが認めている実態かと思うんですね。それで、今後、給付措置などの事務処理の迅速化に向けて、行政のデジタル化を大きく進めなければいけないという、こういう声もあるんですよね。 その中で、①の行政手続についてお聞きしますけども、政府はこのデジタル化の遅れを挽回するために、今後の1年間、これ集中改革期間として取り組むと、そういう発表されているんですね。 実際に先ほどの行政手続、実際に足を運ばなくても手続できるリモート社会の実現ですよね。書面とか、捺印とか、対面を前提とした制度だとか、慣行を見直すとか、今後、行政手続が大きく変わってくると思うんですよね。IT基本法の全面改正、これによってマイナンバー制度をこの1年で集中的に大きく改革を進めるというふうに言っております。 このマイナンバーカードを利用した利用については、先ほど市長も答弁ありましたけども、住民票や当然印鑑証明もそうですよね。そういうふうにコンビニ交付が来年6月から始まりますけども、そこでこの取組についてちょっと質問したいんですけども、マイナンバーカードを取り組むというふうに言われているんですけども、現在の登録件数、そして今後の普及目標、ここら辺はどこら辺を押さえているのか、この辺数字で出ますか。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 江原議員の再質問にお答えいたします。 マイナンバーカードの件でございますので、私からお答えいたします。 マイナンバーカードの件数につきましては、8月23日現在、申請件数は1万1,003件で、申請率が22パーセント、交付済みの件数でございますが、8,663件で、交付率は17.3パーセントでございます。 すみません。続けてよろしいでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) はい、どうぞ。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 普及の目標でございますが、マイナンバーカードの普及の目標件数につきましては、令和元年6月4日にデジタル・ガバメント閣僚会議において決定されましたマイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進に関する方針によりまして、令和4年度中には、ほとんどの住民がマイナンバーカードを保有することを想定し普及を進めていくこととされ、同年9月11日の総務省通知によりまして、地方公共団体においては円滑なカード取得の推進に努めるよう依頼を受けておりますので、本市としましても、その目標に向かって努力をしたと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) これ国から、声かけだけでは、これは登録が伸びないと思うんですよね。今言われた令和4年にほとんどの市民の方が持つ、これ90パーセントを超えるという意味ですか。ちょっとこれ、ほとんどというのが漠然としてしまっているんですけど、数字で出れば、課長の思いも含めてどうですか。何パーセントという市の目標というのはあるんですか。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 具体的な数値についてのお示しは、この会議においてはされておりませんので、その数値については、市のほうでも算出したもの等、具体的な数値は、申し訳ございませんが、持ち合わせておりません。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 後で調べてくださいよ。ほとんどというのは、数字で表すとやっぱり9割ですよ、9割。7割ではほとんどとは言わないでしょう。5割だったらほぼほぼになるけども、ほとんどというのはやっぱり9割近い方がほとんどだと思うので、そこら辺の目標はあまり出ていなかったということなんですけども、ほとんどということは、職員にとっては負担が大きいのか、感覚的にはどうでしょう。負担にならないのか。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) お答えいたします。 職員への負担ということにつきましては、まず今年に入りまして、特にマイナンバーカードの発行件数が増えていますことから、会計年度任用職員を窓口の体制に補強すべく増やしまして、受付を行っておりますほか、マイナンバーカードの休日における取扱いということで、これまでは第2日曜日のみ交付を行っていたんですが、8月から第4日曜日の交付を始めさせていただいたところでございます。 さきの取組につきましては、マイナンバーカードの交付の事務の増加における職員負担に配慮させていただきながら、市民サービスが低下しないように努めているといったようなところでございます。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) このマイナンバーカードを今後普及するということで、職員の取組が非常に大事だと思うんですけども、デジタル格差対策、ここを、あらゆる方がこのデジタルの恩恵を受けることができる環境の整備が、これ非常に不可欠だと思うんですね。行政のデジタル化の基盤となる、今言われたほとんどの方が保有するマスナンバーカードの普及ですよ。これ活用を進める上で一番大事なことがまだまだ不透明であって、透明性を明らかにすることが必要だと言われているんですよね。 市民からの声は、何となくまだ、知らないうちに自分の懐、要するに口座等も含めて懐具合とか税金、支払い状況なんかがひもつきになっていないかという、そういう不信感を持っているわけですよ。この漠然とした不快感を感じることが不安となって、その裏にある税務署の監視がすごく気になると。だから全然伸びないと。この透明性が確保できないとなかなかこれ進まないのではないかという声もありますし、市民はそういうふうに言っていますし、市民の納得いく努力、これが必要ではないかなというふうに思うんですよね。 さらに社会のデジタル化の利点、これは大きいですよ。それを広く実感してもらわないとデジタル化になってよかったなと。これいいことが多いんだよということを感じてもらう社会をつくらないといけないと。だからデジタル弱者、よく言われていますその方々に十分な配慮、これ非常に大事だと思うんですけども、ほとんどの方が保有できるように、何かしら対策をしなければいけない。 高齢者なんかにおいて、こういう声があるんですよ。職員が訪問して、マイナンバーカードの機械の使い方とか、いろいろ丁寧に説明する中でやっぱり理解をしていただく。これは大事だと思うんですけども、普及のための努力、これは市民がやっぱり申請して来ていただくというそれだけでは伸びないと思うんですけども、この努力には理解と納得が必要だと思うんですけども、登録機、これはポータブルで持ち出しができるかどうか。その登録機の状況についてお聞きしたいんですけど。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 現在備えております機材につきましては、持ち出しを前提としているものではございません。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 持ち出しは前提ではないけれど、マイナンバーカードについては、登録については移動が可能なポータブルタイプですよね。ポータブルタイプではないですか。固定式ですか。そこはこれからの質問に入り込みたいところなんですけど、ここの機械の機種についてはどうでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 申し訳ございせん。確認してお答えいたします。 ○議長(戸村喜一郎君) しばらく休憩します。              午後3時17分 休憩             …………………………………              午後3時17分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 会議を再開します。 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) 大変失礼いたしました。 ただいま市で行っております受付に係ります機器につきましては、固定式のものでございます。持ち出しが可能なものではございません。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そこは、登録機は固定式だと。そこを今後伸ばすには、私は移動式かなというふうに認識していたんですけども、そういうような移動式であれば、新たな取組としてやっぱり訪問をする中でデジタル活用支援員と、そういう方を導入して、登録を伸ばすという方法があるわけですけども、登録機が固定式の1台であれば、さらに移動式という部分も導入して、本当はポータブルだったらそのままでいいんですけども、当然、市役所に来て登録される方も今後どんどん増えると思うんですけども、やはり移動式の機械を導入して、今後の推進に当たれるんではないかと。 ただ市役所で登録をしてくださいよと言っても、これは伸びないんです。ほとんどの方が保有できるようにするには、これは相当な努力ですよ。いきなり訪問しても、これは無理だと思うし、担当課よりもまたいつも訪問している方々等も一緒に行きながら、和んだ雰囲気で、これは非常に便利だよと、そういうような理解をしていきながら、こうやってやれば登録ができて、これがもっとよくなるんですよという、そういう取組をしたところは非常に伸びています。そういう取組、努力の結果で、ほとんどの方が保有できると思うんですけど、これは一つの提案です。事例ですから、取組についてのお考えはいかがでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 長谷川市民経済環境部長。 ◎市民経済環境部長(長谷川敏彦君) ポータブルタイプと御提案いただいたお話につきましては、来庁することが難しい市民がマイナンバーカードを取得する支援策といたしまして、有効であるものと考えるところでございます。制度の適正な運用の範囲内で、可能な支援策について研究をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) ぜひとも多くの方が、富里市は登録者数9割近いと言われたぐらいには、職員のすごい努力があったと。そこが表に出ないかもしれないけども、どうしたらほとんどの方が保有できたのかと。結局そこは職員のやる気、また市民との対応だというように思いますので、ぜひ伸ばしていただきたい。国も令和4年度にはというふうに言われていますので、富里市だけが伸びなかったのではなくて、そういう取組をぜひお願いいたします。 次にいきます。 ②の防災行政無線について。 平成28年度に親局子局全てデジタル方式に移行したというふうな答弁ありました。 強風や大雨ですよね。そのときに、どうしても立地状況によって聞き取りにくい場所、また市民からの声があります。 防災無線、またその他いろいろ富里市の取組ありますけども、そうした中で総務省は各家庭に戸別受信機の全国配備を12万台計画していると。スマートフォンの普及がしつつも、デジタル機器の扱いに慣れていない高齢者に、情報を確実に届けるための支援強化が図られているというんですけども、今現在、富里市において災害だけでなく、コロナ関係の市民に呼びかけ等行われています。 非常にこの戸別受信機、各市町村ごと100基というふうに言われているんですけども、さらにうれしいことには交付税のバックアップ措置も盛り込まれているというんですけども、富里市はこの戸別受信機、手を挙げられる可能性があるのか、それともここら辺は機械が別なのか、ここら辺どうでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 江原議員の再質問にお答えさせていただきます。 議員のほうの今御指摘されたものにつきましては、国のデジタル方式の戸別受信機の無償貸付事業というのがございまして、当然この事業につきましては、市としても承知しているところでございまして、制度の利用についてまず検討させていただきました。 ただしかしながら、この制度を確認しましたところ、現在、市で運用している電波の変調方式では対象にならないという内容でございましたので、申請のほうを事実上断念したというところでございます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 親機を平成23年に、早くデジタル方式に変えたと。国はこれから戸別受信機を無償配布しますよと言ったら波長が合わないと。富里市が早くやって、波長もばらばら。だから国と地方も合わないのではないかなと。 ただ、この戸別受信機も今まで非常に高かったんですよ。3万円から5万円ぐらいしていたんですけども、今、低価格の標準モデルというのが出されて、富里市のデジタルに対応できる波長というか、周波数というか、そこら辺も対応できるというふうにお聞きしたんですけども、それは本当に国のやっている機械は対応できないのかどうか。これはぜひ研究していただきたい。 戸別受信機というよりも、私が心配しているのは、防災無線の難聴地域、ここら辺の対応は、要するにその100基で対応できるのではないかなと思ったんですけども、まだまだ81基子局を整備されたとしても難聴地域、これは把握されているだけで何戸ありますか。その対応はどういうふうにされているのか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) まず、防災無線の難聴地域の箇所数というところでございますが、当市におきましては、平成23年度に市内全域に無線の内容が伝わるよう、当時48か所だった屋外子局を平成28年度までに81か所増設したところでございます。 これによりまして、防災無線の当時言われていた難聴地域については、解消が図られたという認識はしているところでございますが、ただしかしながら気象状況や気密性の高い家屋の室内、また屋外子局の位置やスピーカーの向きなどにより、当然聞こえない、聞こえにくいという御意見や御相談はいただいているところでございます。 現時点のこれらの対応としましては、御承知と思いますが、フリーダイヤルにより防災無線内容が確認できる音声サービス、または無線で放送した内容を防災・防犯メールで配信するなどの代替方法を現在御案内させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) フリーダイヤルについては、平成15年12月議会で、私、提案させていただきました。今回議案も出ていますから、それ以上は踏み込みませんけれど、市民が防災だけではなくて、やはりコロナ対策、様々な連絡を呼びかけているので、やっぱり気になって、ただこの暑さの中でなかなか窓を開けられないという市民の方々は、本当に問合せが多いと。 そういう中で、情報伝達手段ですから、情報伝達。何を言っているのかなと。携帯をお持ちでない方、スマートフォンでメールを受けられない方々、ここら辺の取組ですよ。実際に災害時に聞こえないと、これ言われないような体制づくり、難聴地域も含めて、この取組をやっぱり引き続きお願いしたんですけど、取組についてはどうでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 今後の市の対応につきましては、御指摘のとおり防災行政無線が聞こえない、聞こえづらいという方もございます。高齢者の方につきましては、スマートフォンなどのデジタル機器の扱いに不慣れな方もいらっしゃいます。情報を確実に届けるため、戸別受信機の整備も視野に入れまして、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) ③の自治体クラウドの導入についてお聞きします。 日本のデジタル化の現状、日本政府もこの実態、またデジタル化が遅れていると認めていますけども、各省庁と自治体が独自のデジタル化に取り組んでしまってて、この遅れを挽回するために政府が制度設計を行うと。先ほど市長答弁もありましたけども、きちっと政府のほうでコントロールタワーを打ち立てていくということが必要だというふうな声もあります。 資料で、千葉県のシステムのクラウド導入状況、これ既にお持ちだと思うんですけども、自治体クラウドの導入団体、もう既に9市町ありますけども、ここら辺の状況はどういうふうに感じられているでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 今、議員のほうが御指摘いただいたとおり、県内9団体の自治体クラウド化が運用開始しているということは承知しております。また、新たに4団体についても導入が進められているということは伺っております。 この自治体クラウドにつきましては、複数の団体の共同利用によりまして、コストの削減やセキュリティーの高水準化が図られることが見込まれておりますことから、国においては令和元年8月からシステムの標準化に向けた検討委員会を開催し、住民記録システム標準仕様の決定公表に向けて作業が進められているということで伺っているところでございます。 これらを含めまして、自治体クラウド化に向けた取組が進んでまいりますので、市としても情報収集に努め、検証してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 情報収集ということで、今、部長のほうでありましたけども、近隣市の状況は、これ見ると成田市、四街道市、印西市、白井市、栄町と、これ印旛郡市かなり加入しているんですけども、富里市は最後まで単独でいくのか。 皆さんがよくおっしゃる近隣市という中で、近隣市がどんどん印旛郡市、取組が始まっていますけども、そこら辺の状況は、今、部長のほうから注視するという中で状況の把握、これ非常に大事だと思うので、印旛郡市から乗り遅れないようにぜひお願いしたい。 さらに国はこの1年で集中的に改革を進めるというふうに発表もされています。さらに国と地方のシステムの統合に向けた指針を年内中に策定するともあるんですね。今後、単独から自治体クラウドの導入に力を総務省は入れてくると、そこまで来ていますので、何らかの動きを、情報をキャッチも含めて何か問合せ等は今あるんですか。何もないんですか。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 具体的な問合せというところは承知はしていないんですが、議員御指摘のとおり、国の動きについてはアンテナを高くして、今注視しているところでございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) ぜひ総務省の情報収集、また市の検討委員会あると思うんですけども、単独から移行のタイミングですよね。ここを外さないで、印旛郡市からも遅れないように、ぜひとも取り組んでいただきたいというふうに思います。答弁は結構です。注視していただいて、よろしくお願いします。 ④の教育のデジタル技術の活用について。 休校措置によって遠隔授業の実施、まだまだ非常に課題が残りました。デジタルの遅れというのは皆さんも御存じだと思うんですけども、小・中学校で1人1台タブレット端末を年度内に配備がやっと見えてきましたけども、今後教育がどういうふうに変わっていくのか。学校からやはり共有するということで、先ほど教育長答弁で共通理解、これ教員ともあったというふうに言うんですけども、その前に保護者ともやっぱり共通理解が必要だと思うんですね。今、同時中継を多くのPTAが見ております。今後教育がどういうふうに変わるのか、非常に大事だと思うんですけども、この展望はどういうふうな描きをされているのか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 江原議員の再質問にお答えいたします。 公立小・中学校の児童・生徒の学習環境は、1人1台端末の整備によりデジタル教科書やインターネットからのダウンロードができる様々なデジタル教材を活用することで、教師が授業中でも児童・生徒一人一人の反応を把握でき、双方向型の一斉授業が可能となります。 授業中に手を挙げる子の発表に偏ることなく、授業を展開することができるようになります。 また、児童・生徒一人一人の考え方をお互いにリアルタイムで共有することができ、双方向の意見交換が可能になるため、多様な意見に即座に触れながら、共同学習を進めていくことができるようになります。 導入後は、まず学校の授業の中で、このような端末の利点を生かした活用を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そういうことを保護者にも、やはりこういうふうに変わるんだよということを、ぜひ理解の場をつくっていただきたい。 そして、ちょっと管理についてお聞きしたいんですけども、これ1人1台になっているんですけども、小学校から6年間、また中学校3年間、これ同じ端末をずっと所持できるのかどうか。 ここら辺が保護者からも心配の声があって、なぜ聞くかというと、ネット教材、これからやっぱり導入されていくんですけども、要するに自分でインターネットでダウンロードして教材を見つけながらいろいろ学習を進めていくというんですけども、心配なのは検索、閲覧履歴、ここら辺を保護者は非常に不安に思っているんですけども、ここら辺の端末の管理と閲覧履歴、ここら辺は教職員が管理するのか、それとも年に一度とか、月に1回とか、そういうようなリセットをかけるとか、そこら辺の管理はどういうふうになっているんでしょうか。これからだと思うんだけど。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) タブレット端末は各教室に配備していくこととなります。1年を通して同じ端末を使用することは想定しております。 検索履歴ですとか、データ等につきましては、定期的に教員が確認するものの、年度末に一斉にリセットすることになります。進級しますと、新たな教室に配備されている端末を使用していく予定でございます。 以上でございます。
    ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そこら辺の隣の子供同士が見たときに、何を見てるのというような閲覧、また教材、ここら辺を大きな騒ぎにならないように、そこの注意と教師の育成、ここら辺ですよね。 先ほど一度やられたというんですけども、もう既に御存じかと思うんですけども、デジタル機能を持つ教師がいる学校で学べている子供たちの割合というのがOECD、御存じのように経済協力開発機構の調査というのがあって、日本は最下位でした。全然平均にも及ばないと。だから、このデジタル化の遅れというのが指摘されて、日本政府も早く教育のデジタル化というのを取り組んだと思うんですけども、教師の指導というのは、今後月1回行っていくのか、年に1回でいいのか、ここら辺の取組はどうでしょうか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 教育委員会では、新学習指導要領に基づいた授業等での端末の活用が円滑に進めていかれるよう、研修会を計画的に実施しているところでございます。 まず、第1回目となる研修は、小学校で授業を担当する全教員127名を対象としまして、この夏休み期間中に授業支援ソフト活用研修会を開催いたしました。123名の教員が参加いたしまして、この後また中学校の教員への研修等を含めまして、定期的に開催していく予定でございます。 今後も活用事例等について情報発信や情報共有を図り、教育委員会と学校が連携してタブレット端末を用いた授業での指導力向上に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 情報セキュリティー、教師が自宅へ持ち帰るのかどうかというのが、今現在USB等は学校持ち出し禁止という状況になっていますけども、このタブレットについては自宅で教材を作ってくるとか、そういうのは考えていないのかどうか。 それと今後自宅オンライン授業というのが、教育というのをするのに当たっては通信環境、ここら辺はやっぱり把握しておかなくてはいけないんですけども、まだまだ富里市において通信環境、これにどうしても対応できない家庭というのは、今後出てくると思うんですけど、そこら辺の把握はされているのか。何件ぐらいあるか、今分かりますか。 ○議長(戸村喜一郎君) 金杉教育次長。 ◎教育次長(金杉章子さん) 指導用の端末につきましては、自宅に持ち帰ることは想定しておりません。 また、家庭でのWi-Fiの環境状況ということですけれども、6月に調査を実施しております。 調査の状況でございますが、小学校では91.5パーセント、中学校では92.9パーセントの御家庭に環境が整っておりました。 以上でございます。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) まだまだ質問したいところはあるんですけども、また次回でも質問しますけども、本格稼働になったらお聞きしますけども。 次にいきます。 公共施設の照明について。 先ほど答弁ありまして、各施設のLED化ですけども、総数、本当に職員の皆さんにお手数をおかけしました。突然の蛍光灯のカウントで、大変苦労をかけたと思うんですけども、総数が2万3,443本、そして電気代が1億2,204万9,120円だったと。各施設ごとの本数と料金については、決算委員会がありますから、施設ごとの本数と料金をお聞きしますから、③のLED化の算出について、資産について、取組ですね。LED化についてお聞きします。 これ今までLEDは非常に高価だったものが、今本当に安くなってきたと。それに比例して、電気代がもう既に10分の1になるというふうに言われているんですね。ですから、今のこの1億2,200万何がしのお金が10分の1になったら、年間1億円が繰越しできてくる。これは皆さん御存じですよね。御自宅の中で、蛍光灯からLEDに交換してるではないですか。何でこういう公共施設は、最後まで蛍光灯が残るのかどうか。これを取り組むことによって、電気代が削減できると。 ちょっと時間がなくなってしまったので、これ大きな切替えの削減の時期だと思うんですよね。やっぱり1億円。1億円が残せるか、残せないかは、職員の取組だと思うんですけども、電気技師、電気資格保有者はいらっしゃいますか。その方が1人か分からないんですけども、いるかどうか。その方が取り組むと、この1億円というのが生まれてくると思うんですけども、ここら辺のお考えはどうでしょう。 ○議長(戸村喜一郎君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 現在、職員で第2種の電気工事士の資格を持っている職員が1名おります。ただ、この資格ですと、低圧の工事ということで限られているというふうに承知しております。 電気工事の資格の関係でお尋ねの件でございますが、職員で対応できるという御提案だと思いますが、こちらの御提案につきましては、貴重な御提案として検討してまいりたいと考えておりますが、一方で職員人件費として捉えますと、長期的視点に立った電気工事士、技師職の養成または採用を見極める必要がございますことから、総合的な視点を持ち、将来を見据えて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(戸村喜一郎君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 1億2,000万円が1割になって、1億円が毎年、これ魅力ですよ。こういう削減効果が出るというのはやっぱり楽しみですし、これが基準になって2万3,000本が本当にLEDになって、施設の電気代がここまでになることを早く取り組んでいただいて、何とか節減効果を上げていただきたいというふうに思いますし、ぜひ取組、また検討をお願いしたいと思います。 (4)の財政について。 やはり新たな財源の確保、様々な取組が紹介あったんですけども、新しい財源の確保なんですよ。大阪で問題になったインターネット系の新しい、税収もそうなんですけども、新しい財源の確保、ここら辺もいろいろ市民からの提案、また本当にそこら辺を考えている方からの提案って非常に大事だと思うんですけども、一点聞きたいのは、そういう提案等はどういうふうにされてきているのか、それとも提案は全くなかったのか、職員だけで考えなくてはいけないのか、そういう広く考えたらどうかなという提案でした。そこはまた次回お聞きしますけども。 ②の補助金。ここも今イベントがなかなか開催できない中で、補助金見直しもされていますけども、ぜひここで今までどおりのイベントができないとなれば補助金の見直しも、ぜひ考えるべきだというふうに思っておりますので、ここら辺お願いしたいのと、職員のOBではなくて第三者による補助金の見直し、これをぜひ市長の下に考えていただきたいなというふうに思います。 (5)のイノシシについては、これからまた取組だと思いますし、地域の活動、ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思いまして、時間がなくなりました。また次回お聞きできればというふうに思っています。 以上で質問を終わります。 ○議長(戸村喜一郎君) これで江原利勝君の質問を終わります。 明2日にも一般質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 このまましばらくお待ちください。 しばらく休憩します。              午後3時46分 休憩             …………………………………              午後3時47分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 会議を再開します。……………………………………………………… △日程第3 認定第1号から認定第6号まで……………………………………………………… ○議長(戸村喜一郎君) 日程第3、認定第1号 令和元年度富里市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第6号 令和元年度富里市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてまでを一括議題とします。 これから質疑を行いますが、だたいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りします。 認定第1号 令和元年度富里市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第6号 令和元年度富里市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてまでは、8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸村喜一郎君) 異議なしと認めます。 認定第1号から認定第6号までは、8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定しました。 お諮りします。 本特別委員会に対し、地方自治法第98条の検閲検査権の権限を付与したいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸村喜一郎君) 異議なしと認めます。 本特別委員会に対し、地方自治法第98条の検閲検査権の権限を付与することに決定しました。 しばらく休憩します。              午後3時48分 休憩             …………………………………              午後3時49分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。……………………… △特別委員の選任 ……………………… ○議長(戸村喜一郎君) ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、お手元に配付の指名表記載のとおり指名します。 これから決算審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選を行うため、しばらく休憩します。              午後3時50分 休憩             …………………………………              午後4時30分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(戸村喜一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。………………… △議長の報告 ………………… ○議長(戸村喜一郎君) 休憩中に開催されました決算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選の結果の通知がありました。 報告します。 委員長に野並慶光君、副委員長に荒野峰之君。 以上で報告を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 この際申し上げます。 本議会における発言につきましては、後刻会議録を調査し、字句等整理を要するものがあった場合は、議長において善処いたします。 明2日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会いたします。             …………………………………              午後4時32分 散会             …………………………………...